〈SAVE THE WHEAT AND HELP THE FLEET〉
〈EAT LESS BREAD〉
左は、1917年、イギリス政府が国民に節食を訴えたポスターである。〈小麦を倹約し、英国艦隊を救え!〉〈パンの消費を減らせ!〉。
1914~18年、第一次世界大戦下の大英帝国は、ドイツのUボートによる攻撃で海上を封鎖され、食糧をはじめとする主要物資の輸入が途絶えていた。食糧難が深刻になり、食品価格は高騰した。
政府は食料品の売買を「ration card =配給切符」で統制し、国民は食料を求めてロンドン市街に長い行列をつくった。
この時期、食糧危機とともに【道具の白亜紀】も到来した。
写真/Gill Thomas 『LIFE ON ALL FRONTS
/Women in the First WorldWar』CAMBRIDGE UNIVERSITY PRESSより